バリアフリー
住む人に優しい家づくり
「バリアフリー」は、行動の妨げとなる障壁(=バリア)が取り除かれた状態を示す言葉で、障がい者や高齢者が生活する上での障壁を取り除こうとする考え方です。
例えば、住居や駅などにある段差は、健常者にとっては問題ないものであっても、車椅子の人が乗り越えられなかったり高齢者がつまづいてケガをする可能性があります。バリアフリーの考え方では、これを障がい者や高齢者にとっての「障壁」であるととらえ、スロープを設けるなどこの障壁を取り除く対策を施す必要があると考えます。
このバリアフリーという言葉はこれまで多くの場面で使われ、この考え方にもとづいた街づくりが行われてきました。
駅などの多くの公共施設で、階段しかなったところにエレベーターやスロープなどが設置され、障がい者や高齢者でも使えるよう配慮されてきたのもその一例です。